日帰り旅 [旅の会]
元旦2日と瞬く間に過ぎ、初詣以外とりたてて何もしていない為、日帰りで息子の大好きな電車に乗るついでにちょっと遠くまで行ってきた。
新宿からロマンスカーで箱根湯本まで行き、箱根登山鉄道で終点強羅まで行きUターン。
出発直前のロマンスカー内の私たちの前の席では、おばちゃん二人と娘一人の三人連れが席を向かい合わせにして座っていてた(私はこの向かい合わせが好きでない)。ひとつ空いた席には向かい側のおばちゃんが足をのせくつろいでいる。
いよいよ出発というところで、二十歳ぐらいのかわいいBOYが二人やってきてその三人を見ながらキョトンとしている。そして一人のBOYは一人に挨拶をして去っていってしまった。
残されたBOYは恐る恐る三人に握りしめたチケットを見せ席番号を告げている。なのに三人はむっつりとしたまま席をあけだした。
ええっ…このまま約一時間半も三人の輪の中に入れられるの?しかも進行方向に後ろ向きでおばちゃんの足のぬくもりの残るこの席に?
しかも、BOYの横に座る娘(あまりかわいくない)は嫌な顔をしながら顔を背け眠りだした。お前のほうが顔を背けられる側なんじゃー(いいすぎ?)
BOYは目の行き場に困りウォークマンを聴いてうつむいている。ああなんてかわいそうな…せめて明るい三人であればよかったのに…それも迷惑か?
どっちにしろ、BOYが来た時点で対面席を普通に戻してあげるべきではなかったか?
様子を見ていると、三人は特にしゃべっている様子でもない。それなら尚更普通に…うっ。
ロマンスカー代返してあげてと言いたくなるほどBOYが不憫だった。
そんな光景を見ながら箱根湯本に到着。
今日の朝まで箱根駅伝で賑わっていただろうに、私たちが到着したお昼頃にはすっかり撤収していて何事もなかったかのよう…。少しぐらい余韻があるのかなぁと期待していたのに残念。
久々に箱根登山鉄道に乗ったが、高所恐怖症の私はやっぱり少し怖かった。でも、スイッチバックで3回運転手さんと車掌さんが持ち場を交代する光景はなかなか見られないので見られてよかった。
↑一番前の席に陣取る。しかし、スイッチバックで時折最後尾に。
息子も普段DVDでいろんな電車を見ているが、実際に乗って相当楽しかったようだ。
箱根湯本まで戻り、ロマンスカーの乗車時間まで一時間半程あったので、駅のすぐ近くで足湯(200円)に入ることに。
誰も管理の人がいないから料金どうするの~と思っていたら、無人支払器が…お菓子の缶にマジックで「料金入れ」とな…これ料金入れない人もいるだろうなーと思いつつ私達はちゃんと入れました(当たり前か)。
入って15分ほどで息子が飽きたようで、動き出した。好き放題させておくと洋服がビショビショになる可能性が高くなり、ここで足湯を断念。
もう少し入りたかったよーっ。
同じように来ていたカップルはまったりゆっくり入っていてうらやまし…。
というわけで、帰りもロマンスカーで新宿まで。
ところが、帰りは日も落ちていたので車窓からの風景は真っ暗…。
間が持たない為インスタントカメラを持たせていたが、シャッターを押しまくり(それも逆にして)ほとんど無駄に…。
その後、カメラも途中で飽きてきたようでぎゃーぎゃー言い出し、なだめるのに苦労し本当に疲れた…。
でも、久々に少し遠くに行けて気分転換になりました。
向かい合わせの席って、確かに困るなぁ。
始発は一人で、あとからグループ時時とかも。
邪魔してごめんねと思いつつも、先客は俺だぞー。
むすっともできず、窓の外に遠い目。
昭和中期な時代なら、いっしょにトランプなんて展開もあるかもだけど。
前に座ったのが一人旅風女の子だと、さらに悩みは深くなる。自分はおじゃま虫か、にぶにぶ君なのか。
箱根登山鉄道、スイッチバックいいですね。もうずいぶん乗っていないなぁ。いつでも行けるのに、箱根は車ばっか。
退院したらネタ収集にいってみようかな。
by doggie (2007-01-04 14:44)
doggieさま
旅はいろいろな事に遭遇しますよねー。
向かい合わせに知らない人が長時間座ったら、目のやり場に困ったり、足がぶつかりそうになるから、それを避けるために自分の足に力を入れて疲れてしまったり神経つかいます。
我が家は車がない為、普段から電車生活ですが、特急や箱根登山鉄道は久々で、なかなか楽しかったですよ!やはりスイッチバックは面白いですよね!
by まる (2007-01-05 08:58)