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谷川さんの本。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

昨年買って読んで本棚にしまっておいた谷川俊太郎さんの『谷川俊太郎 質問箱』。
久々に本棚を見上げたら目にとまったので開いてみました。
いろんな人のいろんな質問に対して丁寧に答えてくれている。
私も谷川さんにいろいろ質問してみたい。
谷川さんだったら、どんな答えをくれるだろうか…ワクワクする。
質問に対して、自分の心の中にちゃんと入れて、深く考えてくれて意見を言ってくれる人がいつも横にいたら、楽しいだろうなぁ~!
どんな意見が出てくるのか?想像できないくらいな答え方をしてくれるかもしれない。
谷川さんともし友達だったら、会う時は毎回質問攻めにしてしまうかもしれないな。
谷川俊太郎質問箱

谷川俊太郎質問箱

  • 作者: 谷川俊太郎
  • 出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所
  • 発売日: 2007/08/08
  • メディア: 単行本

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主人公 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

家にいるようになってからドラマ好きの私にとってNHKの「朝ドラ」は欠かせない。

東京と大阪の放送局が制作しているドラマが交互に放送されているが、圧倒的に東京の放送局がつくる方のドラマが好きだ。

小さい頃に大阪に住んでいたこともあるし、父も関西人だったし、関西のお笑いが大好きだし関西色には慣れている筈なのだが、ドラマに関してはどうしても受け付けられないでいた。

今、放送されている「ちりとてちん」は福井県小浜の出身である喜代美ちゃんが主人公。

高校生までの小浜での暮らしが描かれ、大阪に出てきて落語家を目指すというお話なので、今は大阪の場面が多くなってきている。でも、今回はハマってしまっている。

その理由は、主人公の喜代美ちゃんが自分に重なるからだ。

 喜代美ちゃんは、よくないほうに妄想してしまう女の子。小学生の時に家族でお父さんの実家のある小浜で暮らし始めるが、同級生で自分と同姓同名の清海ちゃんという子がいて、その清海ちゃんが才色兼備で人気がある為にずっと劣等感を抱いて暮らしていた。同姓同名の為に、周りからはエーコ(清海ちゃん)、B子(喜代美ちゃん)と呼ばれてもいた。

いつも光の当たる清海ちゃんの影の喜代美ちゃん。高校の文化祭でも三味線を披露する予定が挫折して照明係になり清海ちゃんにスポットライトを当てることになる。こんな脇役人生とはおさらばしたくて、変わりたくて大阪に出て行くが、頼っていった女性が留守で、結局大阪の大学に進学した清海ちゃんのマンションに泊めてもらうことに。

そこで大学に行っている清海の為に「エビチリ」を作ろうと喜代美ちゃんは一生懸命に下ごしらえをして丁寧にえびのセワタをとっていた。あとは焼くだけ…というところに、清海ちゃんが大学の友達を連れて帰ってくる。そして気が付くと、あとは焼くだけだった材料を清海ちゃんが炒め始めていた。

ここで、喜代美ちゃんが怒り出す。なぜ自分が一生懸命にセワタをとったえびを炒めるのか?

「もうセワタをとるだけの人生じゃいやだ!」

と言い、清海ちゃんのマンションを飛び出していく喜代美ちゃん。

そして、ひょんなことから落ちぶれた落語家と出会い、その家に住むことになる。少しずつ変わっていく喜代美ちゃん、落語家の弟子の草々さんにも恋心を持つ…たところで、清海ちゃんがまた登場!

自分の好きになった草々さんは清海ちゃんのことを好きになってしまう…。

はぁ…せつない。

私もそうだった。いつも最悪の事態を妄想してしまい、クラスの中ではちょこまかしていた存在。スポットは当たらず、ドジばかりして笑われていた。自分の一番いいワンピースを着ていっても、お金持ちの純子ちゃんのお洋服とエレガントさにはかなわなかった。調理実習では自己主張の強いメンバーが次々に役割をとっていき、調理ができずに洗い物担当だった。それでも懸命に洗っていたらクラスメイトが「包丁も洗って」と言って来た時、私の手がその包丁にさわり手首が少し切れて血が出た。でもそのクラスメイトは謝らなかった。

要領のいい友達と二人で遠くまで荷物を運んだ時には、その殆どを私が運んだのに、先輩に手渡す直前に友達が「私が持つ」と言ったので渡した。友達は先輩達に今まで自分が運んできたような顔をして手渡し、先輩達は友達に「大変だったねご苦労さん」と言った。見えていないところでずっと持っていた私の苦労は何だったんだ…この時この要領のいい友達が信じられなかった。つまり、私もセワタを一生懸命とっていたのに、結局は炒める方がスポットが当たる…。喜代美ちゃんの爆発が痛いほど分かった。

私も23才の時に一人になって好きなことをやりたいと上京した。自分を変えたいと思ったのだ。

好きなことができたといえばできたが、どれもこれも中途半端。今の私には何があるのだろう…と思えば何もないような気がする。

そんな自分を喜代美ちゃんに重ね、喜代美ちゃんのこれからの自分を変えていく頑張りに期待しているのだ。清海ちゃんにおいしいところばかりもっていかれないような喜代美ちゃんになってね、目標を成し遂げてね…頑張ってねという応援をこめて。

私の場合、私が主人公になれるのは、やはり私の人生だけなんですよね…。大勢の中の主役にはなれないけれど、主役じゃなくても、こうして脇役一人ひとりの人生がそれぞれ繰り広げられているんだぞ…たまには脇役の頑張りも見てね~なんて思ってみたり…ひとり言ですけれどね。


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24時間テレビ [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

先日の24時間テレビ、見た方も多いと思いますが、私もマラソンはちょくちょく見ていました。

ただ、私は高齢の欽ちゃんが完走できるかどうか、途中で倒れちゃわないかどうかが心配だっただけなのですが…。

24時間テレビはチャリティーの番組だけれど、ここ数年はマラソンのゴールで番組が終わってしまうので、本来の目的とどう関係しているのだろう…と少し疑問。辛くとも苦しくとも頑張って走っている姿が見ている人たちに感動を与えてくれるのかもしれない。しかし、どうなんでしょうか…?チャリティーの番組なのに、出演者にはギャラが発生しているとも聞いたことがあるし…。

欽ちゃんは番組時間内にゴールできず、その後の「行列のできる法律相談所」が武道館内で生放送で行われ、その時間内にゴールした。ゴール直前の欽ちゃんは辛そうだったが、ゴールした後は結構淡々としていて、出演者たちが欽ちゃんにおくる感動のコメント「勇気をもらいました」とか…に対しては結構シビアな受け答え…照れていたのかな?

欽ちゃんはこのマラソンの為に10ヶ月ぐらい前からトレーニングをしていたらしい。そうだよね、急にやってもできっこないよね…。

それと、毎年ランナーにぴったりついているトレーナーの方が気になる私です。彼も結構大変だろうな~と思います。

来年は誰が走るのでしょうか…?


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売れるものと売れないもの。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

久々に更新します! 体調はなんだかまだしっくりこないのですが、ぼちぼちと書いていこうかなと思います。

最近思うことは、世の中の老若男女に知れ渡っているものが本当によいものなのか?ということです。

私が好きな音楽や書物や芸人さんや俳優さんなどは、ある一部分の人にしか認知されていない、つまり売れていない人達や作品が多いのです。でも反対に、こんなによいものは自分だけのものにしておきたい、広く知られたくないなーと思ったりもします。売れた後にブームが去り過去の人になってしまうのも嫌だし、爆発的に売れなくとも末永く親しんでいけたらいいなと思うのです。

では、売れるものと売れないものの差って何なのでしょう?チャンスやタイミング?運?仕掛け人の力?

世の中に出ても、ずっと生き残っているものは本物ということでしょうか?商売上の都合にのせられているだけでしょうか?でも、人は必ず感じ取るものです…それが魅力的であるかどうかを。人を惹きつけるその人のそのものに掛ける集中力、取り組み方、その姿勢は必ず人が見ています。

売れていようと売れてなかろうと自分がいいと思えばいいのですが、その差について時々考えさせられます。


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腑に落ちなかったこと(テレビ編)。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

前回に続きテレビネタだが、腑に落ちなかったことがあったので書こうと思う。

過日、旅番組で柳沢慎吾さんが旅人で出演していた。私は柳沢慎吾さんが結構好きだ。清潔感があるし、モノマネも好きだし明るい所も好きだ。テレビに彼が出ているとつい見てしまう。

その旅番組も「あ、慎吾ちゃんが出てる!」ということで見ていた。軽快なトークで旅を続け、とある温泉が紹介された時のこと、露天風呂に一般人の人が何人か入っていてそこに現れた慎吾ちゃんはなぜか浴衣姿。温泉には入らずに手で温泉の湯をピチャピチャさわり「いいお湯ですね~」とか適当にコメントをしてその温泉の紹介の画像は終わってしまった。

ん…?

ん…?

ん゛…?

なぜ彼は温泉に入らないのだ?これは、旅のクライマックスといっても過言ではない場面なのに、彼は温泉に入らなかった。そこで生まれた疑問は、彼に裸になりたくない理由があるのではないか?ということだった。その他、自分の裸はテレビに映したくないとか…?

ちょっとお年をめしてきた女優さんやタレントさんなど女性陣も旅番組ではちゃんと温泉に入っている…しかも、女性なら○○の日だから入れないという理由もあるので、入ってなくても納得できるけれど、男性の慎吾ちゃんがどうして温泉に入らなかったのか?が腑に落ちなかった。

慎吾ちゃんにとっては、こんなこと思われるのは大きなお世話だと思うが、男性で温泉に入らない人は初めて見たので頭の中が?マークでいっぱいになった(今も)。

それ以来、慎吾ちゃんをテレビで見る度にそのことを思い出してしまう…。


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毎日のように見ている「徹子の部屋」。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

私は「徹子の部屋」が大好きである。「徹子の部屋」も好きだけれど、徹子さんも好きである。毎日のように見ても絶対に飽きない。

いつも最後に音楽が流れ時間がなくなり、徹子さんが焦って何とかまとめようとする「エンディングの言葉」も楽しみにしている。でも、とにかく徹子さんが言いたいことは「これからも、お元気で頑張ってご活躍くださいね」…これが言いたいのだ(と思う)。

徹子の部屋は、ゲストにより雰囲気がガラリと変わる。

  • ゲストがあまり喋らない女優さんやタレントで、徹子さんがその人の資料を見ながら質問ばかりする回。
  • ゲストが普段バラエティーなどには出ない文化人や学者さん等で徹子さんが非常に興味をもって質問しているが視聴者は初めてその人を知ったりする回。
  • ゲストがお笑いタレントで、明らかに徹子さんが笑い飛ばしている回。
  • 徹子さんよりゲストが年上で、徹子さん少々おとなしめの回。
  • 徹子さんと普段非常に親しくしている友達がゲストで、「あらあーた、わたしはこうよ~」と井戸端的な回。
  • ゲストが徹子さんが質問しなくても勝手に喋ってくれたりモノマネ(柳沢慎吾や年末恒例のタモリ氏など)をしてくれて徹子さんが「イヒヒヒ」と笑っているうちに終わる回。
  • 徹子の部屋から飛び出し、どこかの会場で行われた回、音楽会などの回。
  • 先日、なんと徹子さんがゲストとして登場し、2日に分けて徹子さんの生い立ちが語られた回(司会は清水ミチ子さん、さだまさしさんだった)。
  • 普段「この人はこういう番組には出ないだろう…」と思うようなビッグな外国人のゲストの回(確か昔ゴルバチョフ氏が出ていた記憶がある)。

ざっとこんな感じではないかと見ていて思う。

徹子さんの笑いのツボも独特で、前にダチョウ倶楽部がゲストだった時に何故か寺門ジモンのモノマネに興味を示し、リーダーや竜ちゃんのモノマネにはあまり興味を示さず、リーダーや竜ちゃんが不服そうにしていて、ジモンも戸惑い気味だったことがあった。

これからも、昼間家にいる限り、徹子ウォッチングを続けたい。


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ナンシーさんだったら… [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

消しゴムはんこを中学生の頃から作っていた私は、ナンシー関さんの消しゴムはんこを初めて見た時、衝撃を受けた。

私は人の名前を中心に彫っていて、絵は簡単なものしか彫っていなかったから、ナンシーさんの芸の細かさ、しかも似顔絵はどれもそっくりで、すごい人がいるのだと思った。

でも、もっとすごいと思ったのは、彼女の書くコラムだった。

友人から教えてもらい、それ以来ずっと読んでいた『噂の眞相』でも毎月連載していて読むのを楽しみにしていた。彼女の本も何冊か読んでいた。

彼女の洞察力は素晴らしく、ブラウン管の向こうにいる人物の矛盾点を見抜いてコラムでバッサリと斬る。女性の文章とは思えない鋭さ。その着眼点にも「すごいとこみているなー」と毎回感心したものだ。自分がもし有名人になったらナンシーさんに斬ってもらいたいと思ったくらいだし、ナンシーさんに書かれるということは有名人の証しということにもなるだろう。

でも、ある日突然ナンシーさんは他界してしまった。

ものすごくショックだった。

それ以来、ブラウン管の向こうに怪しい人がいると「ナンシーさんなら、この人の事どう思うんだろう?」「ナンシーさんならこの人のことバッサリ斬ってくれるだろうな」と思ったりする。

ナンシーさんがこの世に残した作品を読み返しては、もっともっと彼女の作品や文章を目にしたかったなと思う。


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当選! [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

本日、郵便ポストを覗いたら↓

フジテレビのドラマ「役者魂!」の主題歌のCD(松たかこさんの「みんなひとり」)が当選して届いていた。

うれし~!!

このドラマはずーっと観ていたのに、最終回だけ見逃してしまった…。

早く再放送やらないかなぁ?

最近は、視聴率を上げるためなのか?現在放送されているドラマを翌週のお昼間に再放送していたりする。

でも、昨年末終わったばかりだから、まだ放送されないだろうなぁ。

昨年末頃はインテリアの本のプレゼントにも当選したし、久々に当選運がでてきたのかな?

若かりし頃は当選が多くて、兄も私の名前で応募して当選したりしたので、名前が当選運があるのだろうか?と言っていたら、職場の先輩が私の名前で応募して「ドラえもんのカメラ」が当選した。

私の住所氏名で送ったので、当選品が自宅に届いた。

母が私のだと思い、封を開けていたが、当選したカメラを見ていたら、愛しくなり、当たらなかった事にしてもらっちゃおうかなーと企みかけた翌日、先輩が「○○ちゃん当たっていたでしょー」と言ってきてびっくり!

当選者の名前が発表されていたらしい…。

めでたく、ドラえもんのカメラは先輩のもとに旅立ってゆきました。

結婚して名前が変わってからは、あまり当選しなくなったので、やっぱり名前なのかなぁ…と思っていたけれど、応募すれば当たるのだと実感!

でも、宝くじはは当たった事がない…。


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ミスチル [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

最近Mr.Childrenの「しるし」を聴いている。

久々にいい曲に出会えた。

歌い出しのところがとてもいい。

今までは時々CDを購入していたぐらいだったが、コンサートにも行ってみたいな。

一年半前まで住んでいた土地がミスチルの桜井さん以外のメンバーが育った土地らしかった。

そして住んでいた家のすぐ近くにある中学校の出身でもあるらしく、その中学校の横を通る度にドキドキしたっけ。

なつかしいな。

今日も「しるし」を聴きながら眠ろう…いい夢みられるかな?


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私の「寅さん」。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

あることがきっかけで映画「男はつらいよ」を1作目から順番に全作観ることを決意し、レンタルで28作まで観て今はひと休み中(これが長いひと休み)だ。

この世の中には、熱い寅さんファンが大勢いるだろう。

私ももちろん寅さんが大好きではあるが、ただ普通に映画を楽しんで観ているだけで、寅さん映画の分析などはできない。でも、少しだけ私の感じていることを書きたいと思う。

私が何よりも好きなのは、「とらや」の人達(おいちゃんは代わっているけれど)、タコ社長、御前様、源ちゃんなど柴又の人たちがいつも変わらずそこに住み、皆日々の暮らしに追われながら成長しながら、寅さんは今頃どうしているのかと心配しながら帰ってくるのを待っている温かさ。

「男はつらいよ」は、゛笑う映画゛というイメージが強いが、決して笑いだけではない。人間同士の微妙な関係が細かく描かれている。気まずい、情けない、切ない、悲しくてやりきれないシーンがたくさんある。地方の風景をみると切ない気持ちになることも多い。

とらやでの寅さんとおいちゃん、おばちゃん、タコ社長らとの大喧嘩のあと、失恋が確定となったあと、寅さんはすぐに旅に出てしまう。(それをさくらが心配そうに見送る)その時の気まずさ、切なさはいつも何ともいえない気持ちになる。でも、少したてば、次にあった時は、皆喧嘩のことは水に流し、謝り合い仲直りしている。そんなさっぱりしているところもとても好きだ。

寅さんの登場シーンもいつも楽しみだ。

とらやの店内から通りを映し皆が寅さんの噂をしている時は、寅さんが帰ってくるのではないかとワクワクして通りばかり見ている。

登場人物も豪華だ。

レギュラーメンバーも豪華だし、ひろしのお父さんは志村喬さん、寅さんのお母さんはミヤコ蝶々さんなのには驚いた。

それに、1作目の倍賞さんのかわいいこと!吟さんのかっこいいこと!

シリーズごとに登場する俳優さんも豪華だ。

私はマドンナよりもマドンナを取り巻く俳優さんたちをみるのが楽しみだ。

細かいことを言うときりがないが、この映画は1作1作が全てつながっているという訳でもない。同じ俳優さんなのに作品が違うと全く別の役で出ていたりもするし、マドンナが柴又に住んでいるのにそれ以降の作品ではばったり会ったりしないのかとか…。(リリーさんだけは何回か出演しているからつながりがある)私的には、細かい部分もつながっていればなーと思う。

そして寅さんは全作フラれていると思い込んでいたが、寅さん側から身を引くような時もあることに驚いた。

寅さんは、常識や社会のルールに関係なく無知というキャラで常識的に生きている人達の心を説き解く。偉人を前にしても垣根がない。この社会の中で生きている人にとって、本当はそういう垣根のない付き合い方をした方が人間くさくていい付き合いができるのだと教えてもらっている気がする。

でも、決して寅さんは全く常識がないという訳でもない。デリカシーもあるし奥手だし、女性に対してはとても純粋で優しい気遣いのある人だと思う。

だらだらと書きたいことを書いてしまったが、今後も温かくて純粋で時々切ない寅さんに会えるのを楽しみにしている。

あと…寅さんの書く下手な字の葉書も楽しみ!(筆跡が作品により違う時がある…私は結構細かいなぁ…)

 


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読書倶楽部…名前はまだない。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

もうずーっと昔に働いていた職場で、同僚と本を貸し合っていた事がある。

その人が貸してくれる、教えてくれる本は、自分ではおそらく手に取らない作家の本だった。

反対に私が貸す本も同じようにその人にとって新鮮な本だったらしい。

お互い読了し相手に本を返す時は「感想」の手紙も添えていた。

私はその人の感想文が好きだった。

その人は確実に私より本をよく読んでいて、私が解釈する以外の何かを感じてその感想文に書いてくれた。

その人とは今は遠く離れて住んでいる為、時々メールを交換するくらいで、その時に最近読んだ本をお互い教え合うという感じだ。

先日私が読んだある本を紹介したら読みたいと思ってくれたらしい。でもいくら探しても本屋さんで見つからないらしいので先日その本を送った。

本を返却する時にきっと感想文を添えてくれるだろう。その感想文が楽しみだ。

今は遠く離れているから、時々メールでお互い本の題名を教え合う程度だけれど、「読書倶楽部」として名前をつけてこれからも情報交換、時々本の交換をしていきたいと思っている。

その人には、まだ提案していないが…きっと賛成してくれるだろう(してくれるよね?)。

ちなみに、今回その人に紹介した本は、猫沢エミさんの『パリ季記・フランスでひとり+1匹暮らし』

フランス嫌いな私にも楽しく興味深く読めるとおっても素敵な本です!


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最終回をみる。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

Dr.コトー診療所の最終回をみた。

12月5日のブログで「みるのが辛くなってきた」と書いたが、どうしても気になりみた。

最終回は彩佳さんの手術が中心だった。

前に胃がんだった桜井幸子演じるゆかりさんも 元気になっている。詳しくはわからないけれど、なにはともあれ本当によかった。

コトー先生と堺雅人演じる医師との医師の考え方の違い。それぞれがそれぞれの立場で、経験で向かい合っていた。

どの医師がよいなんて、向かい合った患者にしかわからない。

でも、やっぱり私はコトー先生のような、島民(患者)を家族と同じように思いながら診察している医師に診てもらいたいな。

コトー先生の優しい「大丈夫ですよ」という言葉をもらったら、誰でも安心すると思う。

私が今年手術をした大学病院では、診察毎に違う医師で看護婦も機械的で冷たいし、手術前日に担当医師に初めて会った(しかも3分ぐらい)。それも私が会いたいと言ったから来たという具合…いくら簡単な手術でもそれはないよな…と思った。

しかも、その後別の症状で受診した時にその医師だったのだが、

「先生に手術してもらったんですけど…」

と言ったら、カルテをみて…

「ああ、そうですね」

ただ、それだけ。

覚えちゃいないし「その後いかがですか?」とも言わなかった。

吉岡さんの雰囲気だろうか?コトー先生にはすごく温かみを感じる。医師は私にとり近寄りがたい人、別世界の人というイメージがあるが、コトー先生はひとつひとつの事に真剣に向き合い、悩む姿も医師という一段上がった立場からでなく、ただのひとりの人間としてみつめられた。

再放送の時は、ちゃんとみようと思う。

小道具の細部にまで命が宿っていて、丁寧に作られたドラマだと思う。

続編…あるのかな?

伏線もなんとなくあるような…

これだけ登場人物が綿密に描かれていたら、ずーっと続けられると思う。

「北の国から」のような…

「男はつらいよ」のような…

不思議だけれど、これらみな吉岡秀隆さんが出ている。 


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「Dr.コトー診療所」について。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

最近「Dr.コトー診療所」を見るのが辛くなり、とうとう先週は見れなかった。
最近のドラマの中で一番好きなドラマでもあるし登場人物のキャラクターもそれぞれとても魅力的で涙を流しながら(いつも涙が出る)ずっと見てきた。
医者であるコトー先生が主人公であるから、誰かが病気になったり怪我をしたりしなければドラマは成り立たない。
でも回を重ねる度に登場人物の皆が順番のように病気になったり怪我をするので見るのが辛くなってきた。登場人物に思い入れができてきたからかもしれない。
今回のシリーズで一番辛いのは柴崎コウ演じる看護婦のあやかさんが乳がんになり、桜井幸子演じる(前に大変なお産をした)主婦が胃がんになってしまったこと。
人間誰しもがいつどこで何が起こるか分からない。だから目をそらさずドラマが訴えたい事を受け入れたい…でも辛くて…。
このまま最終回までどうしようか、今迷っている。


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音楽に助けられる。 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

かつて音楽はずっと私の傍らにあった。小さな頃は大きな声で歌い、十代の頃は沢山の音楽を聴いたしコンサートにも行った。二十代は仕事や日常で疲れた時や悩んだ時に音楽を励みにし、通勤時にもウォークマンで音楽を聴いていた。コンサートへも時々行きストレスを解消していた。
でも、三十代になり子どもを出産してからは余裕がなくて好きな音楽を聴かなくなった。時間もないのでコンサートにも行っていない。
でも、最近CMの曲で気になる曲があり、その曲が入っているCDを購入した。一青窈さんのアルバム「&」だ。
早速聴いてみたら、琴線に触れるバラードがCMの曲を含め3曲入っていて、子どもが寝た後にMDウォークマンで聴くようになった。聴いているととても落ち着くし、自分を振り返ってみたりもする。育児の疲れも少し解消されたし気持も少し楽になれた。曲により助けられたのだと思う。
一日のうちに短時間でも個人としての行動をとることにより、自分の自由時間が持てた気がして嬉しい。
誰々の奥さんではなく、誰々のママでもなく自分の名(名字じゃなくて名前)を呼んでもらえる嬉しさと似ている。
私はやはり誰々の妻やママである前に、一人の人間でありたいのだと思う。
妻はどうでもいいとして(?)、ママとしては失格なのかもしれない。しかし、私にとり個人の存在を後回しにして長年生きることはストレスがたまってしまうことになるだろう。いつだって自分として表現したいのである。だって私の人生だもの!(←相田みつを氏の真似ではない)
普段は人前に出たりする事をあまり好まない私だが、本当は自己顕示欲が強いのかもしれない。


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「BSおかあさんといっしょ」 [文化の会(映画・テレビ・演劇・本)]

小さい子どもがいると、幼児番組を見るようになってきた。最初は子どもしか楽しめないのではないかと思っていたが、見てみると、とてもよくできていて、大人でも楽しめたりする。それに、意外な芸能人が出ていたりもする。的場浩司氏が「まとばくん」として画面いっぱいに顔だけを出して顔の体操をしていることにも驚いた。あのブンブン・ブブブン(by「元気が出るテレビ」)の的場氏がである。

個人的に好きなのは「からだであそぼ」の中の「近藤さんちの体操」。必ず一緒に体操している。独特な振りと歌詞と音楽が癖になってしまう。

あと、題名は忘れたけれど、同じ「からだであそぼ」の中で市川染五郎氏が歌舞伎風に子どもたちと一緒に踊って歌っていて、これもかなりのお気に入りである。

さてさて、本題に入るが「おかあさんといっしょ」は誰もが知る幼児番組の定番番組だ。毎日ハイテンションで明るくて、うちの子どもも釘付けになって見ている。

先日、何気にBSをつけたままでいたら、「おかあさんといっしょ」が放送されていて、ああ、BSでも再放送されているんだなぁ…(朝ドラとか大河もBSで再放送されているし)と思いながら家事をやっていた。

しかし、何かが違う、なんかこう、賑やかさがないな…。で、よーく見てみたら、セットは同じような感じで、子どもたちもいて、ぐーチョコランタンのお人形さんもいる。でも、総合とは違うお兄さんとお姉さん達がいるではないか!ええっ?何で何で?

…と一瞬思ったが、BSでもBS版「おかあさんといっしょ」が放送されているんだ~と理解した。ネットで検索してみると、地方をまわって地方のNHKの放送局で収録されているらしい。そうだよね、わざわざ親子で東京まで来るのは、いろいろな面で大変だもんね。

で、内容だが、ほとんど総合と変わりないようだけれど、「はみがきじょうずかな」とか「でこぼこフレンズ」とか「まねっこピーナッツ」とかいくつかの…コーナーがない。それに、お兄さんお姉さん達の衣装が総合に比べると、普通のカジュアルな若者という衣装でお金がかかっていない感じだ。お兄さんもお姉さんも明るい感じで一生懸命頑張っている。ひょっとして、総合テレビの最終オーディションまでいって落っこちた人たちなのかなぁ…。私から見ると、お兄さんもお姉さんも俳優志望、タレント志望なのではないかと思える容姿だ。

ところで、番組だが、総合に比べると、今ひとつ華やかさに欠けるような印象を受ける。番組最後の体操(中西圭三氏が歌っている!)も自宅で体操しているような、ちょっとノリの悪い感じに見える。音楽のボリュームが小さいような気もする。子ども達も皆踊ってはいるけれど、何か違うぞ…いつも見ているお兄さんとお姉さんではない…だけれど、お人形さんもいるし、体操も同じだし、まぁ踊るか…といった感じで淡々としていて笑顔が少ないような気がする。総合は一軍でBSは二軍といった印象だ。

しかし、しかしである。一軍ではなくとも(私が決めただけだが)、全国を地道にまわり、「おかあさんといっしょ」を子ども達に経験させてあげられるのは、とてもいいことだと思うのである。

追伸…BS版の、エンディングの体操の中の「顔を洗って僕の手の   ひらお日様に向けて~」の時のお兄さんの振りが盆踊りみたいで結構笑える。やはり二軍って感じ。 


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