青子という名前の由来

前に書いたかもしれないけれど、私のブログでの名前の「青子」は私の小学生時代の時のあだ名であります。

私は小学生時代、3回転校していて4つの小学校に通いました。学校ごとにあだ名がありましたが、青子は三つ目の小学校でのあだ名であります。

私と同じ時の三年生の二学期から転校生として同じクラスに入ったのが「斎子」でした。斎子はもちろんあだ名であります。

つまり、お互い同じようなあだ名を同時に作りました。

斎子とは家も近くでしたが、転校してしばらくは仲良くはありませんでした。
でも月日が経つにつれ、次第に仲良くなっていきました。

斎子は、とても正直で賢く、優しく、聡明な女の子でした。
仲良くなってからは、毎日帰り道に二人でおしゃべりながら楽しく帰りました。
本当に楽しかった。

ところが、そんな楽しい日は長くは続かず、また私は五年生の二学期に転校することになりました。

転校したのは地下鉄で3区先だったので、転校してからも斎子と2回ぐらい会って遊びました。

やがて斎子と会わないまま中学生になったある日、私は母の運転する車に乗り自宅を出発しました。
出発して自宅から少し離れた所で斎子がお母さんと弟の赤ちゃんと一緒に立っているのを目撃しました。

なぜここに斎子がいるのかな？と思いましたが、母の運転する車は走り続けていきました。

その後、数ヶ月したお正月に斎子から年賀状がきて驚きました。
斎子は静岡に引っ越していたのです。

あの時、私の自宅近くに斎子がいたのは、静岡に引っ越しをする時だったのではいか？我が家に別れの挨拶をしにきてくれたのではないか？と思いました。

私はなぜあの時強引に母に車を止めてもらわなかったのか？その時のことを後悔しました。

まさか引っ越してしまうとは…

しばらくして、年賀状の住所にハガキを出しました。

しかし、そのハガキは転居先不明で戻ってきたのです。

それ以来、斎子とは連絡がとれなくなりました。

私自身も、その家から今の実家に引っ越しをしました。

斎子が再び私に手紙を出していても、転居先不明になったと思います。

このブログを初めたきっかけは、私がブログで青子の名前を使っていれば、もしかしてどこかで斎子が読んでくれるのではないか？青子という名前に気付いてくれるのではないか？という思いからです。

10年ほどブログを続けていますが、残念ながら何もないままです。

でもいつか斎子がふとどこかで読んでくれて青子の名前に気づいてくれないかな？

そんな事を願いながら今もブログを続けています。

今はそれしかできませんが、ブログを続けるからには、青子を使い続けていきます。

きっと斎子は今も聡明で正直で毎日を精一杯生きているに違いありません。

いつか再会できる日を願うばかりです！